
このChapter 2からご覧いただいた方は、ぜひChapter1をはじめにお読みください
部屋にもどって、修験者の方にお会いすると
1時間前までは見えなかったのに、眉間の中心がくっきりと紅くなっているのが視えました
(わたし自身の視覚?)
修験者は、わたしの様子が変だと察して、「どうしました?」 と聞いてくださいました
「訳のわからない言葉が勝手に出てくるんです!」と、戸惑いながら話しはじめた途端
わたしの意思ではなく、知らないことばを捲し立てていました
見兼ねた修験者が、わたしではない後ろ?にいる誰かに視線を合わせて
「それでは分からないから日本語で話せ」と問うています
え?出来るの??(これはわたしの意識) [以後(わたしの意識)は、" W " 表記します]
わたしの中の誰かは、 しばらく黙っていて
その間に、言葉を一生懸命理解しようとしていました (W - そう感じたんです)
これはとてもおもしろい感覚でした
自分の中に意識がふたつあり、新しい意識が、思案しているのを
もうひとりの前からいるわたしが
俯瞰で見ている感覚です
そして
ゆっくりゆっくり、日本語を話しはじめました
(W - 出来るんだ!と後ろでほんとうに驚いた・・・)
確か、最初のことばは 『おまえの眉間をさわらさせろ』だったと思います
[ 以後、中の方の会話は『』で書きます]
なんて上から目線な発言でしょう・・・・
そうなんです
この誰だか分かりませんが、もうひとりの中のひとは、基本、上から目線で横柄でした
途中会話に入ってきた友人にまで
『こどもは黙っている』と暴言を吐いていました・・・(悲)
何度もわたしは、あまりな失礼な態度に
『 』の会話の途中で割り込んでは謝りました
しばらくは、修業者の眉間の件に関しての押し問答が続きましたが
結局、修験者の方は大切な場所だから他人には触らせない と言って
そのあとは他の話題に移りました
W - 触らせてくれたら良かったのに・・・・
とその場でも
そしてその場から帰った後も、時々思い出していました
このあとのことは、また明日のChapter 3で
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