Keep on knocking





クセと氣づきのタイミングには、深い関係があります


あるクライアントさんと最近あったおはなしです


Myofascial-Workも2クールを終え、今日から3クール目に

というその日に

「じぶんの立ち方や足のクセがやっと分かりました」

と、いらっしゃてすぐに、お話ししてくださいました


この方は、X脚で扁平足です

(扁平足といわれている足のフォルムの理由は、またあらためて近々にご説明します)

この2クールの間に、立ち姿勢は、かなりうしろに戻ってきているのですが

足が変わらないと根本的には変わりません

そうです

足は土台ですから


もちろん、そのためには脚や股関節、骨盤の変化も必要です


扁平足でい続けるための下半身への負荷は、計り知れません


でも、それがそのひとにとってはデフォルトだったら・・・

常に、そして無意識に、負担をからだに強いている状態です

それは、その箇所の痛みとしての症状はなくても

そのひとのからだやマインドに対しては、長い年月をかけて影響を及ぼし続けているはずです



あらためて調べてみました


クセとは

無意識に繰り返している行動や思考のパターンのこと

習慣や条件反射として表現されたりもします

そして

クセは、わたしたちの日常生活にも強く根付いてしまっています


づきのタイミングとは

そのクセに氣づき、認識する瞬間のこと

この氣づきの瞬間が訪れると、じぶんが繰り返しているパターンに意識を向かい

それを変えるための第一歩を踏み出すことができます


ほとんどの方が(もちろんわたしもです!)

じぶんのクセに氣づかず、無意識のままでそのクセを続けています






例えば

ストレスを感じると、つい甘いものを食べてしまう

困難な状況になると、いつも逃避的な考えになってしまう

などなど・・・


氣づきのタイミング

そのタイミングが訪れると

いつもじぶんがそのパターンに陥っていることをこころ(腹)から理解でき

その後ろに潜んでいた、感情や信念に目を向けることができるようになります


この氣づきのタイミングとは主に



・瞑想や深呼吸など静かにじぶん自身と向き合う時間を持つことでじぶんのクセに氣づく

・トリガーとなる出来事が引き金となり、じぶんの行動パターンに氣づく

同じような問題が何度も繰り返されることで、その背景にあるじぶんのクセに氣づく

・他者からのフィードバックがあることで、じぶんでは氣づいていなかったクセを認識する

・からだのサイン 緊張や痛みを感じることで、それがじぶんのクセによるものだと氣づく

からだと心はつながっており、からだの変化は心の状態を反映していることが多いためです



づく瞬間が増えると、日々の選択が少しずつ変わっていきます

そして

その過程で

自然と、じぶんにとって心地よい生き方ができるようになっていきます


Keep on knocking 'til the joy inside opens a window look to see who's there

大好きなスーフィーの詩人Rumiの詞書です

「内なる喜びが窓を開くその時まで、扉を叩き続け、誰がそこにいるのか、そっと覗いてみて」


セラピストとしてのわたしのお役目は
ノックをし続けること 
またはその手伝いをし続けること


気づくのは
そして、治すのも
いつでもあなた自身です




コメント