香りの記憶

春になり、新芽が芽吹き、桜が咲き

5月の今は、新緑も美しく、色々な花の香りが風に乗ってとどきます

自宅の庭には、ローズヒップの花が満開です

最近、むかしのことが、そんな香りで思い出されてしまう

という会話になりました


以前のブログで、臭覚について書いていますので

今日は、それをご紹介しますね




※ このコラムは、2019年10月29日に別のblogページで書いたものです

 blogをまとめるための、アーカイブとなりますが、お読みいただけたら嬉しいです     




お庭のホワイトジンジャーのお花 


ホワイトジンジャーの香りは、それはそれはゴージャス

 雨の1日、  家でデスクワークをしながら香りに癒されています  


この季節になると、金木犀が香ります 

わたしにとっての金木犀の香りは、甘くて苦い記憶 

21歳の頃、付き合いはじめたひとの家に行く途中の公園にたくさん咲いていて

今でも、香りに

そのひととのいろいろが、思い出されます 


お日様の香りは、干して仕舞われた布団の上で、内緒でお昼寝をしている時の香り 

こどもの頃の安心感やあたたかさを思い出させてくれます


 ちょっとおもしろい記事をみつけました 



臭覚は、脳の中でも記憶を司る部位で情報処理されるので

こんなトリッキーなことが起るようです 


五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の中で唯一

匂いだけが感情・本能に関わる部分に直接伝達されています


匂いは、リアルな感情を伴った追体験を想起させるきっかけとなるのです


旅の景色より、”あそこの〇〇が美味しかった”  から ”だからまた行きたい!”

へと気持ちが動く


ふと匂ってきた香水が

昔の恋人の愛用していた香りで、こころをその頃に戻してしまう・・・・・


香りが呼び起こす記憶ってロマンティックですよね 




きっと、このジンジャーの香りも、わたしの脳の記憶のひだにインプットされ

いつかフラッシュバックで呼び起こされるシーンのきっかけになったはずです


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